ブレーキクーリング対策~VAB~
先日フェンダー加工をしたVABですが
サーキット走行でブレーキが炭と化していたので
急遽交換&対策を行まいます。
参考画像ですが、
右が正常 左が異常加熱(炭化)が起きたもの。
スポーツ走行後、このような状態になっている場合は
何かしらの対策を行いましょう。
ブレーキは外観での点検ではなく
必ずパッドを外して行いましょう。。
ブレーキは通常、外側よりも内側が熱を持つ傾向があるので
外側がふつうでも
内側は危険な状態ってことはよくあります。
今回のVABも外観上ふつうなのですが
内側のパッドが異常摩耗をおこし
外側は7㎜近くパッドがあるのに
内側は1・2㎜しかない!?
そんな状態でした。
対策としては
・ブレーキローターの性能を上げる
・パッドの許容温度を上げる
・同風装置で冷却する
この方法がありますが、
今回はパッドのレベルアップと
同風装置の追加です。
今回使用するのは
ACRE フォーミュラー700
前回はNAZOパッドだったので、
メーカーは変えずにいきます。
スポーツパッドというだけあって
しっかり溝が設けてあります。
これはダストの排出や、パッド表面から発生する
ガスの逃げ道です。
フェード現象などの対策のためですね。
また、ただ交換するのでは芸がないので
きちんとパッドの面取りを行います。
ローターは中古のまま、耳も少し出ているので
そのままつけると異音は必至となってしまうので
きちんと面取りは行いましょう。
これぞプロの仕事です。
続いて、冷却装置
カーステーションマルシェさんの
3Dデフレクターです。
定番商品ですが、これがいいんです!!!
組み立てていきまーす・・・
取り付けていきます。
干渉する部分は切って調整。
バックプレートの交換でさらに効果は倍増ですが
今回は緊急の作業だったのでここまで
次回、ローター交換時はバックプレート変えたいね・・・
地面にあたる部分はそのうち削れます。
ワイルドだろ~♪
これがメーカー仕様です。
下への張り出しが多きので
車高が低い人はそこそこすります。。。
ブレーキ冷却ダクト系には今回の商品と
以前付けたVERUSのクーリングダクト
などがあります。
今回のマルシェの製品特徴として
脱着が容易というう点は勝手がよく
サーキット以外の時は外しておけたり
ウィンタースポーツシーズンに外すといった
方も結構おられます。
いずれも、よく冷えますし。
ブレーキの冷却がハブベアリングの
冷却にもつながるので、
ハブの延命にも効果的です。
スポーツ走行を行う方はいかがでしょうか???
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