スポーツ走行のチューニングについて➁
前回の記事で書いた内容の続きになります。
今回はスポーツ走行を続けるうえで
部品交換や身の回りのアクセサリー関連で
揃えていきたい商品何かを順に紹介していきますね。
今回の記事では
①スポーツシート
➁シートベルト
③ヘルメット、グローブ、シューズ
まず、スポーツ走行する上で必要な
車両メンテナンス、ブレーキパッド・フルードの交換
は完了していることが前提でお話していきます。
いざサーキットやスポーツ走行を行いました!
するとどうでしょう?
体バキバキではないでしょうか??
走行の後、やたら体重くなったり筋肉痛になった方は
シート交換を検討してみてください。
これがスポーツ走行のチューニングの第一歩
体に合ったシート且つホールド性を高める。
普段の長距離ドライブや通勤で腰が痛い・・・
そんな方はまずシートがあっていない傾向があります。
純正シートは万人向け。
背格好によって好みの違いは確実にあります。
スポーツ走行ともなると、
普段の運転では考えられない横Gを発生しているので、
ホールド性の少ない純正シートでは
無意識に体が踏ん張っていて体が硬直した状態が続きます。
一般道で体が疲れる人はさらに疲れます。
疲労倍増です!
体のトレーニング目的であれば、、、そのままでw
RECARO や BRIDEのスポーツシートはホールド性を高め、
姿勢も走行に特化した形状の為、体に合うシートを見つけられれば
長時間の走行も、高負荷の走行でも、体にかかる負担は少なくなります。
スポーツ走行中頑張って踏ん張らなくても
コーナーを回れるので、疲労感はかなり変わります。
購入時の注意として、
他人の情報で購入しないこと
これがお勧め! この車にはこれ!
それはあくまでライターさんの意見。
『記事を書いた人に合うシート』ということです。
あなたの体はライターさんと同じでしょうか?
セミバケタイプ、フルバケタイプ
大きく分けるとこの二択。
そこから各シートによって背中の形状、幅が微妙に違います。
この微妙な差が、違和感を生んだり
快適になったりします。
まずは気になるモデルに10分以上座ってみましょう。
当店も二階ショール―ムにひっそりおいてあるので
人目を気にせずゆっくり座ってみてください。
シートの次は。。。シートベルト
タイヤとかサスじゃないの?。。。。
そんなことは後回しです!
あくまでサーキット走行を主軸にお話しますが、
恐らくスポーツシートを取り付けて走ると、
体は疲れにくくなって、
車の荷重移動をノーマルシートよりも感じるはずです。
少しパーツから離れた走りのお話をしますが
スポーツ走行をするにあたって
身に着けてほしいスキルは
- ブレーキング、、、ABSが効かないギリギリの力
- 荷重移動、、、車がロールしてタイヤがつぶれる感覚
- 車が滑る感覚、、、スピンモードなのかそうじゃないのか
この三つの感覚を覚えるのに
硬いサスやハイグリップタイヤ、冷却性能はいらないですよね?
ベルトの話に戻りますが
純正シートと4点、6点式ベルトとでは
体のホールド性が雲泥の差です。
他の物で例えると、、、関節のサポーターでしょうか?
腰が痛い、膝が痛い。
そんな時サポーターをつけると楽ですよね?!
つけたことない方々・・・そのうちお世話になりますよ!w
動きを制限されているのに
体が楽になる。これと同じです。
スポーツシートの装着で左右の振れはかなり軽減されますが
前後は純正ベルトだとゆるゆるで
手で突っ張る必要があります。
4点、6点の場合、常時シートに固定された状態なので
踏ん張る必要はありません。
ハンドル操作、ペダル操作、車の動きに集中しやすくなります。
リラックスした状態で運転も出来るので
操作ミスも少なくなると思います。
4点式のベルトと6点式がありますがどっちがいいの?
取り付けが可能なら6点式です。
というのも6点式の場合、座面にベルト穴がないと取付出来ません。
またフロアにバックルを固定する場合
シート位置が制限される可能性があります。
ですが、上下左右からテンションを掛けられるので
ホールド性も高くなりますし、バックルの位置がずれにくいので
快適です。
5点式といううものもありますが
男性には、おすすめしません。。。
シート中央から太いひもが一本おへそまで来て、締め上げる。
想像できますよね?(; ・`д・´)
一般的なのは4点式、しっかりやっていきたい方は
6点式を選択という感じです。
最近ではベルト幅が3インチと2インチ
と2種類あるものもあります。
将来大きなサーキットを走るつもりであれば
2インチの肩ベルトがお勧めです。
といううのも、北関東からじわじわ浸透しつつありますが
小さいサーキットでもHANSの着用が義務化しています。
その先はグローブやヘルメットの揃えたと思う頃合いではないでしょか?
始める際に一式揃えていきたい方もいますが、
参考に御紹介します。
ヘルメットですが、2輪用、4輪用があり
二輪用のほうが見える範囲が広いので、圧迫感は少ないですが
慣れたら4輪用でも気になりません。
きちんとしたメーカーのヘルメットであれば頭は守れますが、
安くて安心なのはスパルコ製です。
某激安店等、格安ヘルメットは避けましょう。
自分の頭に必要な価値の分だけいいものを、、、、
ヘルメットをかぶる際はバラクラバの装着をお薦めします
汗を吸収してくれるので、ヘルメットの管理が楽になります。
直にヘルメットを着けていると、沢山汗(;^ω^)を吸ってしまうので
のちのち、、、、ね。
グローブですが
4輪用でも種類タイプがあり
この違いわかりますか??
縫製方法の違いで
縫い目が外側か内側なのかの違いです。
一般的にグローブは内縫いの商品が多いですが
4輪用に関しては外縫いが存在します。
身に着けてみるのフィット感がかなり違うのですが
これは是非試着してみて欲しいです。
シューズも個人差があるので
試着してからの購入をお薦めしますが
専用じゃなくても、足裏の感覚が分かりやすく
かかとが丸い形状だと運転しやすくなります。
次はいよいよ車の性能向上に着目した記事を紹介しますね!
この記事をSNSでシェア