ブレーキローター&パッド交換+冷却対策
今回はブレーキローター&ブレーキパッド交換で御入庫の
WRX STI (GVB) の作業
ローターの摩耗が進み
交換時期だったので、
制動力強化+冷却
を考えた商品に交換!!!
ブレーキロータ―:ENDLESS BASIC SLIT
ブレーキパッド:ENDLESS MX72
ブレーキは定番のENDLESS
スバルブレンボ用 ブレーキの
ベーシックスリットには
多ベーン方式が採用されています。
それは何??・・・以下ENDLESS HPより抜粋
多ベーンローターがもたらすローター表面温度の優位性
ザックリ、、、冷えルンです!!!!
MX72はストリート~ワインディングメインの方
にお勧め。
初期から『カチッ』と止まるブレーキパッドです。
今回はバックプレートの変更も行いました。
それがこちら
マルシェ コーンプロテクター ※画像はZEROMAX南関東店ブログより拝借
手前のシルバーの部分です。
ベンチレーションブレーキディスクは
ローター後方(内側/ハブ側)から空気を吸い込み
ローター外周面から遠心力で放熱する仕組みです。
という事は・・・
バックプレート側に隙間が生まれることで
より空気を取り込みやすくなることで
ローターの冷却効果がアップするわけです!!!
プラスで、3Dディフレクターやブレーキダクトを
併用すると効果はさらに倍増です!
ちなみにブレーキローターの
ベーン形状は様々で
一般的なものがこちらのストレート形状
純正も同様なものが多いです。
ENDLESSはフィンの数が多い(多ベーン)といううことですね。
カービンベンチ
ENDLESSの2ピースローターや
社外大型ローターで多く採用されています。
そして、ピラーベンチレーション(ブレンボ)
KANGAROO PAW(DBAブレーキ)
こういったタイプがあります。
放熱・排熱・ローター剛性など、特長が違います。
シチュエーションにあったものを選んでみましょう。
詳細はお店で♪♪
今回は、ブレーキの他に
アンダーパネルの交換も。
LAILE 製 のアンダーパネルの取付
エンジン関連の冷却といううと、
①オイルクーラー
②ラジエーター/冷却水
③クーリングボンネット
よく聞く部分かと・・・
確かに物理的に冷却装置の強化・増量は効果的です。
しかし、冷却装置の動きを考えてみると・・・
①熱源の発生(エンジンオイルや冷却水)
②熱交換装置による冷却・放熱
③車外への排熱
ざっくりこんな動き。
中々の確率で③の排熱をお忘れではないでしょうか?
冷却メニューでZEROMAXが
アンダーパネルの交換をお勧めしているのは
ここが大事だと感じているから。
スバルのエンジンルームの特長として
ラジエーター直後にエンジンの壁
直列縦置きエンジンや横置きの場合
左右もしくは上下に隙間がそこそこ存在しますが
水平対向はありません。
純正ボンネット+純正アンダーカバーの場合
エキマニとインマニのわずかな隙間からミッション側に抜ける
ルートしかないわけです。
スムーズに流れるとは考えにくいですよね。
スムーズに流れなければ、
ラジエーター裏の圧力は上がり、空気の壁が発生します。
結果、ラジエーターは100%の性能を発揮できません。
そこで、アンダーパネル(エンジンカバー)を
排熱出来る形状のものにしましょう。といううわけです。
フロア下は流速も高くなっているので、
吸い出し効果も期待できます
LAILE HPより
更にエアダクト付きボンネットも併用すれば
かなり効果的ですが、
普段使いでの水温・油温が高いなー・・・
という状況が多いかと思います。
レインカバー外しますか??
スバル車はかなりの確率でベルトや電装品周辺が
ビチャビチャになりやすいですよね。
それに加え、製品もかなり高額
コストは少しでも下げて、まずは排熱効率をアップする。
冷却装置が本領発揮できる環境を作る!!
それでも足りない場合の
ラジエーターやボンネット交換を検討してみては???
ZERO/SPORTSアンダーパネル(VAB)についてはこちら
LAILE アンダーパネル(その他車種)はこちら
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