WRX STI VAB 2.2L ~その2・内部パーツ~
その1はこちら→https://www.zeromax.ne.jp/archives/4950
今回の記事では
エンジンの加工に伴い
どんな部品を使用しているのか
さらっとご紹介
基本エンジンブロックやヘッドは純正ですが
内部(ピストン等)はHKSのKIT
腰上(ヘッド部分)はTOMEI POWERED
を使って組み付けていきました。
TOMEI POMCAM
CAMシャフトは純正でなくポンカムを使用
ポンカムはバルブリフト量UPではなく
バルブタイミングを調整済みというう商品
ハイカムとは違い、本来であればECUがノーマルでもOK
といううのが売りの商品!!
今回は何もかも純正じゃないので
ECUは書き換え必至ですが、
純正オーバーホールの際はご検討いかがでしょうか???
続いて、強化バルブスプリングとバルブリテーナー
TOMEIのバルブスプリングは
多段不等ピッチスプリングとなっていて
1本のスプリングの中でバネレートを数段組み合わせることで、
固有振動数を変え、共振を起こりにくくし、
サージングの抑制効果も向上。さらには
バルブジャンプ等の防止にもつながります。
最近では86/BRZ のリコールで話題になった部品です。
高回転、高負荷時には極めて重要になる部品。割れるって・・・・
恐ろしい限りですね。。。。頼むぜスバルさん。
強化スタッドボルト
元々剛性の弱い水平対向エンジン
ブロック剛性を上げるには重要なパーツです
そのほかの摺動部やカムカバー、クランクメタル等
この辺は純正を使用していきます。
摺動部のパーツには
WPC処理、モリブデン処理(詳しくはこちら)を行い
フリクションを減らしていく作戦。
パワーグラフに出てくる部分ではないですが
エンジンフィールの向上には確実に影響する部分なので
ポイントを押さえて施工していきます。
そして ドーーん!組みあがり(2か月経過)
今回、HKSのKIT に TOMEI のパーツ
というう組み合わせの為、少し手間取りましたが
何とかエンジンブロックの完成致しました。
次回、補器類をご紹介!!!!
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