~ブレーキ編~
以前の記事の続きです。
前の記事はこちら
こちらでは温度について書いていきます。
車を安全にコントロールするためにはバランスが大事ですよー
と書きましたが、車のパーツ、エンジンやミッション、ブレーキやタイヤ等
適正な温度領域といううものがあります。
これはみなさんご存知かと思います。
皆さんがよく気にしてるのがエンジンの油温・水温
分かりやすい温度の部分です。
ブレーキパッド・ローター、タイヤに適正温度域はあります。
スポーツパッドを購入時には注目してみてください。
0℃~350℃だったり 100℃~800℃だったりと様々です。
スポーツ走行を始めたての方にありがちなミスとして、ここの温度管理が
出来ていないケースがあります。
ミニサーキット と 鈴鹿サーキットや富士スピードウェイ
どちらがブレーキに対して厳しい環境でしょか???
美浜サーキット
富士スピードウェイ
皆さんがメインで行くであろう、ミニサーキットが
一番ブレーキにとって厳しい環境です。。
ミニサーキットだから大丈夫という事はありません!!
なんで??と思う方もいるとは思います。
考え方として、大型サーキットのほうがハイスピードからのフルブレーキング
があり、熱量も高いのは事実です。
しかしながら、ブレーキが冷えるにはブレーキを使わない時間が必要です。
ここがポイントなんです。
大型サーキットはストレートも長い
ショートコースはストレートが短い、少ない
ショートコースは頻繁にフルブレーキングする機会が多い上に
冷やす時間がないのでどんどん温度が上がってしまうのです。
ローター温度が上がりすぎるとこのようにクラックが入ります。
ローターがゆがみ、小さなクラックが入り、亀裂になり。。。。
上の状況で使えばブレーキごとサヨウナラ~~
パッド残量は新品同様あっても、適応温度を超えて使用すれば
一瞬でこんな感じになります。
結果的にlこのようになります。パッドのつくりはいいですね
適正温度を超えたブレーキパッドはフェード現象・べーパーロック引き起こし
大変危険な状況を生み出します。山道ワインディング走行での
ブレーキの多用も同じですよ!
我々が筑波や美浜サーキットでタイムアタックをする場合
一枠20分ほどですが、実際にタイム計測する回数は5回(5Lap)程
そのほかは、クーリング走行に当てます。
それくらいしなければ一瞬で燃えてしまいます・・・・
やはり、安くはない走行費用ですが、ブレーキ関連トラブルの
修理費用に比べれば・・・WWW
といううものです。
少しでも効率よく冷やして走りたい!!
といううときには
こういったダクトを引いて強制冷却(VERUS)GR/GV/VA/BRZ/86
カーステーション マルシェ コーンプロテクター+3Dディフレクター
が効果的です。
タイヤハウスまでダクトを引く+タイヤハウス内の空気抜くだけでも違います。
サーキットに行く方もいかない方も、その車、使用用途に合ったチューニング
といううものがあります。それぞれが上手にかみ合わさってこその車です。
一人よがりな殺人マシンを作ってはいけません!!
安全に楽しく乗る為の知識、技術は自ら行動しなければ身に付くものではありません。
偉そうなことを言ってはおりますが、
私自身、危険な体験もしております。
楽しいカーライフを送れるよう、サポートしていきます。
気軽に何でも聞いてください。
日本の車文化向上の為、包み隠さずお話しますよwww
みんなで日本の車文化を盛り上げていきましょう!!!!
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