空力のお話 ~Part 2~
前回の記事はこちら
今回は ZEROMAX インテークスクープと
ウイングのお話を。
デモカーのグリル内の赤いやつ。
これがインテークスクープです。
なぜこれが重要かというとです。
前回、空気はまっすぐ進むと書きましたが
純正の吸気ダクトは
垂直に穴が開いているだけですよね?
これってどうなの? てお話です。
全く空気を吸えないわけではありませんが、
効率的ではないのではないでしょうか?
分かりやすーく、物理的に空気を持ち上げてしう作戦です。
更にクールエアインテークで蓋をして
余すことなく、吸気BOXに送ってやろう手わけです。
付属のスポンジを使ってさらに密閉度を上げることも可能です。
当店では取説とはし越し違ったつけ方でスポンジを貼り付けます。
お次は、みんな大好きウイング
空力やダウンフォースと言えば、
車好きの方は GTウイング を想像するのではないでしょうか??
高速域での車の安定を図るダウンフォースですが
羽を立てればいいといううものでもありません。
見た目なんで! と割り切ってもいいのでしょうが、
過度なダウンフォースは車のバランスも壊してしまい、
とても危険です。
まず、ダウンフォースとは空気の圧力差で発生します。
前回のこれです。
そして、空気がウイングに沿って流れていくから発生する力
角度をつけすぎた場合どうなるでしょうか?
下側を流れる空気はウイングから離れ、乱気流を起こします。
そうなると、圧力差は生まれずダウンフォースは発生しません。
それどころか、乱気流により後側に引っ張る力が生まれ、
ただの抵抗になります。
高価なパーツがただのデチューンパーツになってしまうわけです。
車の印象を変えるパーツですが、
車の性能も大きく変えてしまうパーツでもあるので、
使用方法などはきちんと理解したうえで使いましょう。
何事も、用法用途を守りましょうといううことです。
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