フロア下の空力を考える。VELOX MOTERSPORTS 製品 の紹介
このところ、エアロチューンのご要望、ご注文
が増えておりますが、当店では、フロア下の
機能パーツの提案、ご利用も増えています。
その最もご利用が多いのが、先のブログでご紹介した、
LAILE/Beatrush アンダーパネル ですが、
リヤアンダーディフューザーも増えております。
今回はWRX STI(VAB)、86/BRZ
において、
ご案内件数の多い、
VELOX MOTERSPORTS 製品の
リヤディフューザーをご紹介致します。
VELOX MOTERSPORTS社とは
2014年 アメリカ アリゾナ州にて活動を開始した
新興のアフターパーツメーカーです。
アメリカ自動車メーカー、レースチームの
社外研究開発機関Hanchaグループを母体とする
ヴェロックス モータースポーツ社は、
空力、流体力学、有限要素解析と熱伝達の学士号を
保持する各エキスパートエンジニアから成る
技術集団です。
有限要素解析(FEA)、熱力学、熱伝達、
及び計算流体力学(CFD)
の使用を含む徹底的に設計された
コンポーネントを使用して、純正装着パーツの性能を
必ず上回ることができるパーツをリリースしている
注目のメーカーです。
VELOX MOTERSPORTS
https://www.velox-motorsports.com/
さて・・・・
見た目の印象として、純正然とした雰囲気で
ちょっと目線を落とすと・・・・
うぉっ、何だ、何かついてる、
ん、ディフューザー
って感じですね。
そう、あからさまに主張しない、
所謂 大人のエアロですが・・・
おぉっ
おいおい
これは・・・
そう、リヤサスペンション周りにもパネルが入ります。
これで、VABの下回りは
センター部分からリヤエンドにかけて
プロペラシャフト/マフラー部分以外、
まっ平ら
になります。
ディフューザーエンド部分に “アクセント”
を加えますと、
素敵ですよね。
オーナーさんのセンスを感じます。
86/BRZ になりますと、
こんな感じに・・・
86/BRZの場合、純正状態でも
フロントフロア周りのフラット化が
進んでいる為、かなりのフラットボトム化
が実現しますね。
これで、コーナーリング性能に
磨きがかかります
86 TRDコンプリートカー「
リヤディフューザーを備えておりますが、
ここまでの徹底したものにはなっておりません。
すごいですよね。
これまで、アフターパーツ市場で、
リヤディフューザーと言えば、
リヤデフより後方を覆うところまででした。
正直、これだけフロア下を
平らにすることが出来れば、
体感の期待は大いに高まります。
で、装着されたお客様の声は・・・・
“高速走行での緩やかな路面のうねりに
上下に揺さぶられていた
場所だったのが、ぴたりと安定、
より“踏める”車になった。”
“インターチェンジのコーナーで
数十キロ増しで突っ込んで行って
難なく行ける。”
“これはヤバイっ
と、装着後の道中で感じたインプレッション
を、すぐさま教えてくださるほどの
感激ぶりでした。
当然ながら、
サーキットでも絶大な効果を期待できます。
サーキットユーザーならば
必須の装備パーツ
と言えるでしょう。
ご存知の方も多いと思いますが、
下回りの空力は昨今の新車両においては
かなりすすんだ内容となっており、
リヤサスペンションアーム類に空力パーツ
をつけている車種は、欧州メーカーの数社、
国産でもT社のLブランド上位ラインに存在
が確認出来ます。
フロア下の空力は、レーシングカーだけに
求められるものではなく、
一般の車両にも求められる要素なんですが、
普段見えない場所だけに、量産車として
妥協される場所でもあるようです。
フロア下の空力をチューンするのは、
見た目の派手さを優先しない、
真に機能美を求める大人チューンとして、
オススメ致します。
この記事をSNSでシェア