フロントアンダースポイラー レガシィBP5
本日は、フロントアンダースポイラーの交換です。
車はレガシィBP5です。
前に装着していたものは破損したための交換です。
バンパーはPP(ポリプロピレン)製です。この素材は弾力があり、衝撃が小さい場合は、元の形状に戻り、それ以上の衝撃に対しては変形します。
それに対して、今回のスポイラーはFRP製です。この素材は強度が高いのですが、反面衝撃を受けると割れてしまいます。
FRPがエアロパーツでよく使われるのは、造形が比較的楽でコストを抑えることができるからです。
この二つの素材を接続した状態で衝撃を受けると、スポイラーは破壊され、バンパーは変形します。
スポイラーは交換すれば済みますが、変形したバンパーには装着することができません。
そのため、今回はバンパーとスポイラーの合わせ面をしっかり成形しました。
この合わせをしっかり成形しないと、スポイラーを強引に取り付けることになり、長い間にその応力がバンパーを変形させます。
軽く手を添えただけで合わせ面がぴったり合うように成型する必要があります。
そして今回は、通常使用するクリップをボルト&ナットに変更しました。
この変更により、接続部の強度を増やすことができ、バンパー&スポイラーを合わせた強度が増えます。
FRPのパーツは、強度を出すために厚みのあるものが多くみられます。
車両に装着されているクリップで装着することが基本ですが、全体のバランスや取り付け部にかかる重量を考慮して、ボルト&ナットを使用することも必要かと思います。
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