オイルが燃える!
ZERO SPORTS製エンジンオイル16,000Lが焼失しました。
これは台湾の件です。
午前3時に火災が発生し、消防車75台、消防士200名が消火に当たりましたが、工場や倉庫約500坪が燃えました。
その中に、ZERO SPORTS製エンジンオイル約16,000Lを保管していましたが、残念ながらすべて燃えてしましました。
関係者の方々にはお悔やみ申し上げます。
現在、日本の工場にて、補てん分を含めて約32,000Lを製造中です。
話は変わって、
海外のカーショップを回ると、その国独特の商品を見ることがあります。
たいていの商品は、購入することも持ち帰ることもできますが、それができない商品があります。
それがオイル類です。エンジンオイルしかり、ミッションオイルしかり。
何故できないのかというと、そのオイルが輸送できる、危険物ではないという証明ができないからです。
その証明書のことをMSDSといい、「化学物質等安全データシート」のMaterial Safety Data Sheetの頭文字をとったものです。
ここには、そのオイルに関して、輸送の可否を決める内容が記載されています。
しかし、残念なことに、このMSDSは基本的には一般の方は入手できません。(たとえ購入者でも)
ですから、海外へ行って購入することができないということになります。
特に、アメリカへ行くと、エンジンオイルはどこでも気軽に購入することができます。
コンビニ、スーパーでも店頭にあり、本当に簡単に入手できます。
そして、大変魅力的な価格となっており、思わず持ち帰りたくなります。
でも、上記理由により、一般の方には輸入は不可能です。
海外でお土産を探すとき、カーショップは結構穴場です。
でも、オイル類の購入だけはやめてください。空港で後悔することになりますから。
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