タイヤの悲鳴
本日は珍しい例をご紹介します。
タイヤが古く、サイドウォールにひびが入っているまま、走行している車両。
主な用途は通勤。純正ホイールに純正サイズのタイヤでの使用。
昨日から走行中変な振動があり、今朝走行中に振動によりパンクを察知しての入庫です。
タイヤを見ると、
サイドウォールだけでなく、溝にもひび割れはあります。ただし、溝は若干残っている状況です。
しかし内側は、
約30センチに渡ってバーストしていました。
この状態ではまともに走れないだけでなく、スピードを出してコーナーに入っていたら、どんな状況になったやら。冷や汗が出ます。
タイヤが潰れたため、タイヤ外側もこのような状態が見受けられました。
タイヤのメーカー名は削除してあります。
あまり走行されない方の車を見ると、サイドウォールにひびが入っているのがよく見受けられます。
紫外線により、タイヤが硬化して乗り心地が悪く、グリップしないタイヤも見たことがあります。
その先、どうなるのかまでは確認したことはありませんでした。
これらがその結果ですね。
タイヤは走行条件、保管場所の条件等で寿命が変わります。
溝がなくスリップサインが出たから交換だけでなく、サイドウォールのひびや使用年数でも交換するようにしたいものです。
タイヤの製造年月日はタイヤのサイドウォールに記載されおり、メーカーのホームページで簡単にわかるようになっています。
ちなみに、このタイヤは2009年の第1週に製造されたものです。
タイヤは大切にすると長く使えるものではありません。車の性能を維持するためにも、「スパッ」と潔く替えることが大切だとよくわかりました。
まずはご自身の車のタイヤをよく確認してください。
確認の自信がない方はゼロマックスまでお越しください。
タイヤの相談や販売も行っておりますので、よろしくお願いします。
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