レガシィBR9のLED化です。

この車両はお客様の希望で、
徐々にLED化してきており、
今回が最後の作業です。

DIY好きの方も多く見えるかと
思いますので、一部作業を
ご覧ください。

今回はハイマウントストップ
ランプの作業です。

良く、純正部品ではないから、
綺麗に装着できないと言われる
方が見えますが、実際には
そんなことはありません。

商品は純正部品や車両から型を
取って作成しています。
もちろん装着テストもやって
おりますので、純正と同様に
装着できるのは当り前です。

ただし、綺麗に装着するため
には、ちょっとしたコツが
あります。
ただ単に装着位置に乗せて
ナットを締め込んでも綺麗には
装着できないのです。

まずは軽く取り付けます。

そして左右両側から確認して
ランプとボディの隙間が均等に
なるような位置に合わせます。

そして、反対側からナットで
締め付けるのですが、締めつき
過ぎると「ぺキッ」という音と
ともにボルトが取れてしまう
ことがあります。
隙間を極力なくしたいがために、
締めつけ過ぎてしまうのですが、
締め付けで隙間をなくす作業は
ちょっと無理があります。

ではどうするかというと、
ランプ本体を手で押さえつけて
固定するのです。

人の手であれば、少々力を
入れてもランプを壊すことは
ありません。

また、テープ等で固定するの
とは違い、締め付け作業中に
ずれる心配もありません。

手で押さえつけたときの隙間が
完成時の隙間になりますので、
隙間に気を付けてランプを手で
押さえ固定すればよいのです。

そして、その間にナットを締め
つければ、締めすぎも防ぐこと
ができます。
無理をして一人で作業するより、
もう一人お手伝いを頼めば楽に
作業ができます。

そして配線の処理です。これは
もう経験とセンスですね。

追加する配線は、車両の配線と
まとめるようにすると、後々
トラブルがなく、綺麗に装着
できます。

トラブルというのは、走行中の
異音発生やリアゲートの開閉に
よる断線です。それ以外にも
他の部品を脱着する際に、再度
配線の引き直しになることも
よくあります。

また、配線をまとめるときに
使用するのは、「自己融着
テープ」です。決してビニール
テープではありません。

ビニールテープを使用すると、
追加配線を装着時に引っ張り
ながら貼り付けるため、その
あと徐々に縮んできます。

その際に粘着剤が残るため、
そこに汚れが付着し見た目が
汚くなりますし、周辺作業を
する際にべたべたとくっついて
作業がしずらくなります。

自己融着テープは粘着剤が塗ら
れていません。テープを貼り
付けるときに2～3倍に引っ張り
ながら巻き付けると、テープ
同士だけが貼りつきます。

ですから、周りに貼りついたり
しない便利なテープです。

この手順で作業をすると、
仕上がりはこの通りです。

以前作業したランプ類も一緒に
ご紹介します。

せっかく購入した商品は、
やはり綺麗に装着したいですね。