ECUチューニングの実際
本日はダイレクトフローシステムです。
エンジンルームのチューニング感は一番ですね。エアクリーナー部はステンレスメッシュでできています。ですから、吸入空気抵抗の少なさはぴか一!
一般的なペーパーやスポンジではない分、塵や埃がエンジン内に入ってダメージを与えるのではないかと危惧する人が見えますが、もう10年以上販売しており、そういったクレーム話は1件も聞いたことがありません。
メンテナンスも簡単です。外して、洗って、乾燥させる。そして取付けて終わりです。
特別なメンテナンス用の薬品はありません。ステンレスですから錆に強いので、じゃぶじゃぶ洗ってもらっても問題はありません。
帰宅後に外して風呂場に持ち込み、しっかり洗ってからタオルと一緒に干しておき、翌朝出発前に取り付けるといった感じでメンテナンスしてもらえれば充分です。
さてパワーチェックの結果です。
グラフは緑線がダイレクトフローシステムのデータ、赤線がノーマルのデータとなります。下の数値は上側の黄色の枠がダイレクトフローシステム、下側の緑色の枠がノーマルです。
最大出力が26.1ps、最大トルクが4.6kg/m上がっているのがわかります。
2400rpmあたりのトルクは約35%も増えていますので、スタート時の力不足感は解消され、トルクのピークも回転数が下がっていますので、ノーマルと比較して体感の加速感は向上されます。
パワーに関しては、全回転域でノーマルを超えていますので、スムーズなパワーフィールを感じることができるでしょう。
吸入空気の抵抗を減らすと、これだけ変化します。
もちろん、単にこのエアクリーナーを装着しても、このようなパワーにはなりません。
それどころか、吸入空気量がノーマルのECUデータの範囲を超えるので、チェックエンジンのランプが点灯し、エンジン不調になります。
このエアクリーナーとセットになっている変更データは
1.スピードリミッター変更
2.エアフロ補正プログラム
の2つです。吸入空気抵抗を減らすだけでなく、データを適正化することで、これだけのパワーアップが可能です。
先ずはエンジンルームから変化を付けたい方には最適に商品です。
価格は車種によって異なりますが、消費税込¥91,800-からとなっており、それに工賃がプラスされます。
もっと詳しいことがお知りになりたい方は是非お店に遊びに来てください。
次回はいよいよ最高峰のダイレクトフローシステムZEROをご紹介します。
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