カーボンボンネット作業
当店でも人気のカーボンボンネット。
最近はデザインだけでなく、精度も高いので人気があります。
本日もGVBの作業が入っています。
カーボンボンネットの装着にはボンピンが欠かせません。
作業そのものは、それほど難易度は高くありませんが、調整には神経を使います。
ウインドシールド側を支点に弧を描いて開閉するボンネットに対して、ボンピンは垂直ではなく先端は前方向に向いています。
その為、ボンピンが入る穴の前後のクリアランスは完全にボンネットが閉まった状態で中央になるような調整が必要となります。もちろんボンピンの向きも重要です。
その位置決めをするために、何度もボンネットを開け閉めして調整を行います。
そして調整終了後にボンピンの本締めを行いますが、ボンネットの開口部にも処理を施します。
防水、対候処理がされているボンネットに穴をあけていますので、削り取った部分にも同様の処理が必要になります。
細かい作業で、言われてみれば当然と思われるかもしれませんが、これをしてある・無いの違いでカーボンやFRPの寿命が大きく変わりますので最後まで手を抜かずにやっています。
ボンネットを交換し、穴を開けてボンピンを付ければ終わり。そういわれる作業も、実際にはこんな細かいところが重要になるのです。
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