車両診断のススメ
皆様ご存じの通り、当店のお客様の愛車はほとんどがスバル車です。
スバル車は水平対応エンジンを積んだ4WDのスポーツカーで、スポーツ走行、レース活動をされる方には大変人気があります。
中古車市場でも人気があり、性能と耐久性の高さがあいまって車齢10年、走行距離10万キロを超えた車両でも高値で取引されております。
初めてスバルを購入されたお客様が大勢来店されますが、購入されたお車の調子が良いかどうかの判断ができずに悩んでご来店されます。
当店は朝から晩までスバルばかり整備していますので、このあたりの事はお手のものなんですが、あまりにも点検内容が多い為にお客様にご理解を頂くのが大変でした。
それで作ったメニューが「スバル車両診断メニュー」なんです。
過去の経験上、どうしても見ておきたい、交換の頻度が高い(つまりダメージが多い)箇所をまとめたセットメニューとなっており、4気筒、6気筒それぞれ4種類を用意しております。
折角買ったお車です、アクセルを踏み込む前にスバルが得意なお店でチェックして頂きますようお願い致します。
スバルのウイークポイントとしては
エンジン編
スパークプラグの脱着に2時間かかります。(4気筒)
LLCの交換に約3時間かかります。
年式によりスロットルセンサーが良く壊れます。
O2センサーは消耗品です。
レガシィは年式によりフェイルセーフがかかったままでブースト圧が0.5しか上がらないものがあります。(当然故障です)
オイルメンテが悪かったり、走行条件が悪いとメタル(クランク、コンロッド)が滑ります。
ブースト圧の設定が高すぎる車両が結構あります。
タイミングベルトのみを交換した車両が散見されます。10万キロを超え20万キロを目指すのであれば、それ以外のパーツの交換が肝要です。
長くなりましたので、今回はエンジン編のみです。
しっかりメンテナンスすれば、走る事に集中して楽しんでいただけます。
当店はその為に存在します。
お車の疑問、悩み棟ありましたら、お気軽に相談して下さい。
この記事をSNSでシェア