ORCクラッチ交換~VAB~
先日こちらの車両に
ORC カーボンクラッチをインストールしました。
クラッチといえば!!ORC(小倉クラッチ)
結構有名なメーカーなので
ご存知の方は多いかと思います。
ZEROMAXでも
ココ数年はORCクラッチの取り付け頻度はかなり高く
定番クラッチメーカーとなっています。
その中でもカーボンクラッチは稀ですが・・・
作業自体はなれたもの。
さくっとミッションを外し、清掃。
オイルシールを交換して
クラッチ交換。
スムーズの作業が進めばここまで半日。
あとは戻していくだけです。
作業工程はざっとこんな感じ。
そんな、クラッチ交換ですが、
当店では、追加作業メニューが多くサクサク終わらないケースが
ほとんどwww
どうしても、ハード走行が多いお客様が多いので
メンテナンスメニューが盛りだくさんです。
当店の基本クラッチ交換メニューは
・クランクリアオイルシール交換
・デフサイドオイルシール交換
・ミッションリアオイルシール交換
・シフトロッドオイルシール交換
・バックギアセンサー交換
6MTの例ですが、純正のこの部分はほぼ換えています。
これがMAXの基本クラッチ交換メニュー。
そのほかに
STIミッションマウント
マルシェクリックシフターの交換
シフトリンケージ(リンク部分)ブッシュを
ベアリング化し、がたつきを最小限に抑えたシフターです。
あとはクラッチホースの交換。
リフレッシュも兼ねたチューニングメニューではありますが
やって損はないです。
クラッチ本体のお話で行くと
クラッチには大きく分けて3パターンの摩剤があります。
オルガニック系・カーボン系・メタル系
違いには扱いやすさとニーズ
オルガニックは純正と同じ種類のため
半クラ操作が楽に行える商品が多く
カーボンは高寿命かつ半クラ操作も可能
摩剤がカーボンなので、軽量なため、
レスポンスがよく、軽快な操作が可能です。
デメリットとして、高回転時の半クラ操作はご法度
そして何より高価です。
メタルクラッチは競技用ベースと、
とらえてもらうといいでしょう。
ORCのメタルクラッチは半クラ操作も行えますし
他社製品のメタルより寿命も長いですが、
操作感には慣れが必要です。
耐熱性やクラッチをけってつなぐなど
サーキット走行においてはかなりのメリットが得られますが
ストリートでは少し癖があります。
チューニングクラッチは
使用用途に合わせた摩剤選びがとても重要
軽ければいいといううわけではないですし、
バランスが重要です。
そんな相談もお気軽にしてください。
お客様のニーズに合った商品、
組合せをご提案しますよ!?
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