昨年末、当店も直面した純正クラッチのトラブル・・・

レリーズベアリングの崩壊

お客様でも直面した方、予備軍多数です。

破損の原因は恐らく、レリーズベアリングの耐熱性の問題。。。

過走行やスポーツ走行により、

グリスが減り、抵抗が増えることにより、摩擦熱が増加

レリーズの中心部分が溶けて、クラッチが切れない or 切れたまま・・・・

と言った感じでしょうか？？

途中、純正品番が変わってはいましたが、見た目は同じです。

純正　前期・後期の比較画像です。

グリスの品質と塗り方次第で純正でもある程度は改善できそうですが、

スポーツ走行をする場合を想定し、

※スバル乗りや86乗りの方々の言う街乗りは、ほぼスポーツ走行ととらえていますｗ

強化レリーズベアリングを選定！

今回、近い時期に2台の作業をさせていただきましたので

ご紹介いたします。

まず、こちら

Revolution製クラッチKITの専用ベアリング

そして、もう一つはこちら

R’s製強化レリーズKIT

見て明らかなのは、軸の部分が金属製

耐熱性は樹脂とは段違いです。

注意点はグリスの塗り方、種類。

２つ目のほうは純正レリーズを仕様するクラッチに対応です。

86/BRZも発売から早いもので８年！？

街乗りだけでもグリス切れなどは起こってしまいます。

中古車市場もお値打ちになりましたね。

サーキット走行も楽しい車両だけに、中古で購入し

スポーツ走行を楽しもうとしたら、故障・・・・

なんてケースもあります。

ギアの入りが悪い・クラッチから音がする。

恐らく、摺動不良の前兆です。早めの点検・対策を！！！！

当店のデモカー（１３万キロ走行車）は、岐阜～筑波サーキットまで自走で行き

走行と同時に故障しました。

街乗りでは違和感はなかったのですが、

高負荷を掛けたとたんに異音と崩壊が始まりました。

過走行車は特に注意が必要です。

強化品にすることは、メリットもデメリットも存在します。

その点をしっかり理解したうえで対策をしていきましょう！！