インテークチャンバー装着 インプレッサ GH2
NAエンジン定番のインテークチャンバーのご紹介です。
車両はインプレッサGH2で、NAエンジンの1.5Lですから、あまりチューニングパーツが存在しません。
昔から、NAエンジンの場合はハードウェア、つまりエンジン内部を改造することでパワーアップを図ってきました。
今は、そこまでされる方が少なくなり、エンジン以外の吸排気を中心にチューニングすることが人気です。
それで今回は、インテークチャンバー装着です。
まずはノーマル
スバルNA車のレイアウトはそれほど変わりません。このエンジンはEL15ですが、EJのNAや6気筒も同レイアウトです。
エンジンルーム中央奥が標準装備のスロットルチャンバーです。
では、部品構成です。
大きな筒状の形をしているのが、スロットルチャンバー本体です。
標準装備のスロットルチャンバーより容量が増えます。
容量を増やす目的は、エアクリーナーからスロットルまでの空気をより多く溜め込むためです。
NAエンジンは空気の吸込み力が弱いので、それをチャンバー内のエアでサポートします。
そうすることで、加速時の空気不足を補てんし、結果として加速がよくなります。
標準装備のスロットルチャンバーを外すと
そして、加速時の吸入空気の吸い込み力不足をこのエアでサポートします。
また、標準のエアインテークパイプはエンジンの振動を吸収するためにジャバラ場となっている部分があります。
この部分をストレートのステンレスパイプにするだけで、吸入抵抗を下げる効果があり、さらに美観も向上しますね。
NAエンジンはターボエンジンのように、簡単にはパワーアップすることができません。
それだけに、交換するパーツにはしっかりこだわり、それを交換していくことで少しずつパワーが上がっていきます。
吸入抵抗は少ないほうが良いですね。逆に排気抵抗は少なくするとトルクダウンになります。
あとは回転系の軽量化ですね。ジュラルミン製のクランクプーリーや軽量のフライホイールへの交換が効果的です。
そして忘れていけないのが、点火系です。より強い火花を求めると、エンジン特性もはっきり変わります。
NAはNAなりのチューニングがありますので、しっかり楽しんでいただきたいと思います。
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