リトナの再生
皆さん、覚えておいででしょうか?
ZERO SPORTSが初めて本格的に製作したオープンクラスのタイムアタックカーです。
車両のベースはGC1のアプライドCモデル。
つまり、1995年モデルのインプレッサクーペのリトナ。
排気量1500cc、オートマチックトランスミッション搭載の2WD。
この車両をベースにEJ20のターボと5速ミッションに換装してあります。
公道を走行しない純レース車両ですから、皆さんの参考にならないチューニングもしてありますが、
次回走行会(未定)で走らせられるよう、修理を行う予定です。
結構長い間放置してありましたので、修理というより再生に近い状態です。
本日は不良部品のリストアップを行いました。
室内は非常にシンプルです。必要最小限の部品構成です。ステアリングの前に装着してあるのは、Defi製のレース用メーターです。
また、助手席ステップにウエスが巻いてあるのは、燃料ホースですが、燃料が漏れています。当然要修理です。
トランクは競技用燃料タンクとコレクタータンク、それに燃料用のメインポンプとコレクター用ポンプ、それぞれのフィルターの構成です。
車を見る限り、すべて部品交換したくなりますが、そうでなくて悪い部品だけを交換しなくては、メカニックとして失格です。
まずは走れるようにしますが、アップデートも視野に入れながらの修理になる予定です。
どのようにアップデートするか、いろいろ案が出ていますが、まだ決定ではありません。
ある程度修理が終わった段階で、週末は展示する予定です。
またお知らせしますので、ご来店の際にはぜひ見てください。
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