オイルクーラーの装着
本日はBRZへのオイルクーラー装着をご紹介します。
ノンターボ車とはいえ、スポーツ走行を前提に考えた場合、やはり冷却系の強化が必要となってきます。
真夏にサーキットで本気モードで走ることはありませんが、ちょっとした時にアクセルを踏み込めない、油温を気にしなければならない状況は、やはり事前に対策をしたくなります。
今回ご紹介するオイルクーラーは専用品ではありません。必要なパーツは色々なメーカーから販売していますので、それらを組み合わせてご自身の好みに仕上げるのも面白いと思います。
先ずは本体。
オイルクーラーの設置場所としてはラジエターやエアコンのコンデンサーへの風の流れも考慮に入れながら、出来る限り風が当たりやすい場所に設置したいものです。
場所はメリット・デメリット両方を十分考えて設置場所を決めると、意外と平凡な場所に落ち着くことが良くあります。よ~く考えたら、結局ここに決まりました。(笑)
次にホース
今回はホースの長さをある程度決め手からの作業でしたので、問題なく装着できましたが、基本的にはエンジンの振動でホースはどうしても揺れます。その揺れの範囲にホースがダメージを受けない場所を探しての設置となります。どうしても接触する場合、その接触部分を養生したり、時には相手の部品の移設も考えます。
オイルブロックです。
ホースに無理がかからない、周辺に回転する様な部品がない方向にホースが接続できるブロックがお奨めです。
殆んどの製品がアルミの削り出しでできており、精度は良いものが多いです。半面ホースの取付位置、方向に気を使っていないものが散見され、他の車種では小さなオイルフィルターに交換しなければならないもの、マニホールドの熱干渉を受けるものもあります。
オイルフィルターを装着して完成です。
良くできた製品は取付後も美しく見えます。機能美でしょうか。
装着の苦労も忘れるほどです。
この車両は土日に展示していますので、オイルクーラー装着を検討されている方は、先ず車両を見てください。参考になると思います。
この記事をSNSでシェア